今週と今後の主要仮想通貨の動き9/30~10/5

今週と今後の主要仮想通貨の動き9/30~10/5
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BTC価格終始レンジ相場で推移、低くなるボラティリティ

今週のビットコイン価格には大きな価格の変化はなく、終始非常に小幅な値動きとなりました。74万円~75万円のレンジ相場で先週を終えたビットコインですが、今週に入ってからも方向感のない相場が続きました。

2日までは74万5千円~76万円のレンジ幅で推移しています。3日にかけて下落して一時73万円まで値を落としまたものの、誤差の範囲内であると言えます。

その後4日には75万5千円まで値を戻し、5日現在は74万5千円を付けています。今週は値動きにつながるような材料に乏しく、マーケット全体的に様子見の空気感となりました。

ボラティリティ※1が低い状態ですが次のトレンドへの弾力性を溜めている段階であり、一度トレンドに乗ってしまえば大きな値動きが期待できそうです。

※1ボラティリティ:
価格の変動性を指す。ボラティリティが大きければ大きいほど価格の変動が激しい。

Zaif取引所より盗難された仮想通貨、半数以上が分散される

9/20にZaif取引所より盗難された約70億円の仮想通貨のうち、半数以上が3万件以上のアドレスに対して分散して送金されたと産経新聞は報じました。

流出仮想通貨、3万件超に分散 テックビューロ、追跡振り切り現金化狙う?

流出した仮想通貨の追跡を困難にして現金化することが狙いだと見られています。2月に起きたコインチェック社のNEM盗難事件も犯人は捕まっておらず、今回のZaif盗難事件に関しても仮想通貨が帰ってくる可能性は低いと考えられます。

盗難された仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの3種類ですが、これらの通貨に対する価格面の影響は特に出ていません。

また9月中とされていたテックビューロ社による顧客への盗難補償は10月になった現在でも見送られており、具体的な目処がたっていません。

テックビューロ社は同社が運営しているICOプラットフォーム「COMSA」の開発に多額の資金を調達済みであり、COMSAの研究開発費も補償にへだてられることになると予想しています。

COMSAのトークンである「CMS」は本コーナーでの価格予想には取り上げていませんが、今後価格が下落していくことが予想されます。

保有している方は今のうちに手放しておいたほうがベターかもしれません。

Ripple一大イベント「SWELL」終了、XRP価格は下落

先週まで好材料が続き、上昇トレンドを続けていたRippleですが、Rippleイベント「SWELL」の終了と同時に材料出尽くしにより売られ、58円~61円の水準へと値を戻しました。

10月1日、Ripple社は主催のカンファレンス「SWELL」を開催、イベントが近づくにつれて期待感からRipple価格は上昇の一途をたどっていました。

しかしカンファレンスが終了した2日、材料出尽くしからかRipple価格は5円ほど値を下げて3日9時頃には最安値56円を付けました。カンファレンスの開催に向けた期待上げとカンファレンスの終了に伴う売りは昨年度も見られており、ある程度予想通りの動きです。

また、SWELLの特別ゲストとして講演をしたクリントン元大統領はカンファレンス内で仮想通貨の可能性に関して期待している旨の発言をしています。

[「金の卵を生むガチョウを殺さないように」クリントン元大統領 仮想通貨リップルのイベントで発言](https://jp.cointelegraph.com/news/president-clinton-on-blockchain-be-careful-not-to-kill-the-golden-goose)

Rippleに関してはここ最近悪材料がなく、基本的にはロング戦略で良いと見ています。

xRapid※2の実用化発表も近日中にあると考えられ、仕込むのであれば今が頃合いであると考えています。

※2 xRapid:
リップルを用いた送金システム。支払いにかかる流動性コストを最小限まで抑えることができる。

ビットコイン価格のボラティリティが低下

Buy Bitcoin Worldwide は10/2時点でビットコインの過去30日間のボラティリティ・インデックスが約5ヶ月ぶりの低水準となっていると発表しています。

材料がない中でトレード参加者が少ないものと見ていますが、COINTELEGRAPHはボラティリティの低下要因について以下のように報道しています。

「ただ単純に市場が燃料切れになっているだけだと考える。ほとんど退屈な状態だ。みんな静観してだれかが最初に動くのを待っているようだ。もしかしたら恐ろしく長いチキンレースなのかもしれない」

他にも「ビットコインが価値の保存手段として徐々に普及している」論や市場全体が仮想通貨に対して懐疑的になっていると分析しています。

度重なるハッキングや規制により市場全体が懐疑的になっていることは事実ですが、現在はビットコイン100万円超えへの弾力性を溜めている状態であると考えられます。

直近の節目としては昨年度ビットコイン価格が高騰した12月が次なる節目として意識され、このタイミングでしっかりと価格を伸ばすことができるかが一つのポイントとなると考えています。

先週のビットコイン予想振り返り

先週時点ではビットコイン価格が上昇トレンドにあると予想しましたが、予想に反してビットコインの上昇トレンドは続かずレンジ相場へと変化しました。

トレンドに乗っかり買い仕掛けをする投資家が多いかと思われましたが、マーケットは意外にも冷静です。

現在も方向感のない動きが続いていますが、ボリンジャーバンド※3がスクイーズしている関係で価格は急変動する可能性も高いです。

※3ボリンジャーバンド:
移動平均を表す線を中心に上下に値動きの幅を示す線を加えたテクニカル指標。統計学的に「価格の大変がこのバンドの中に収まる」とされており。複数本の線がスクイーズ(収束)と、エクスパンション(拡散)を繰り返している。

今後の仮想通貨の値動き予想

現在73万円~75万円程度のレンジ相場で値動きをつづけているビットコイン相場ですが、来週はレンジ相場をブレイクして大きな値動きがありそうです。

ビットコインは5日時点で三角持ち合いを形成しており、収束傾向にあります。来週中頃までには下抜けもしくは上抜けして大きく値を動かしそうです。

一目均衡表の雲が上に立ち込めているため、どちらかと言えば下抜けしそうな雰囲気ですが方向感がなく判断が難しい所です。

しかし片方向に動けばそのままトレンドが継続すると思われるため、上昇の兆しが見えたら基本的には順張りで良いと考えています。 大きな動きがあればすぐに順張りできるよう、指値注文をあらかじめいれておくと良いでしょう。

各銘柄の動き

ビットコイン(BTC)

ボリンジャーバンドがスクイーズしてきているため、そろそろ変動の兆しが見えてきています。このままレンジ相場が続けば来週中頃には一目均衡表の雲に入るため、このタイミングで値が大きく動くと考えられます。

出来高は下がってきているため、ここ数日はポジションを持たないほうが良さそうです。

ビットコインキャッシュ(BCH)

緩やかな三角持ち合いを形成しているビットコインキャッシュですが、来週もレンジ相場が続きそうです。

ビットコイン同様、このまま行けば来週中頃に一目均衡表の雲へ入るため相場が荒れることとなりそうです。引き続き警戒しつつトレンドに乗れるよう、変動は注視していきましょう。

イーサリアム(ETH)

過去最低水準にまで下落を続けているイーサリアムですが、来週も状況は厳しそうです。目上には分厚い雲が立ち込めており、まだ底を打ったとは考えづらいです。

イーサリアムに関してはショート戦略の方がベターだと考えています。

ライトコイン(LTC)

ビットコインとよく似た値動きをするライトコインですが。ビットコイン同様ボラティリティの低い動きが続いています。

ライトコインはビットコインより少し遅れて同じ動きをすることも多いため、大きな値動きが期待されるときはあえてビットコインでなくライトコインでトレードするのも一つの手です。

来週ビットコインが大きく動いた際にすぐにライトコインにポジションを入れるのも戦略として考えられます。

リップル(XRP)

先々週に大きく雲を上抜けしたリップルは、カンファレンスの終了と共に調整下げが入り上昇トレンドが終わった印象です。しかし長期的には好材料が多く、テクニカルチャート的にも期待できる形を形成しています。

基本的にロングでポジションを持っておくことをおすすめします。

 
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クリプ
仮想通貨WEBライター。元ネットワークエンジニア。 2018年7月に某IT企業を退職して独立、フリーライターに。 仮想通貨、ブロックチェーン関係の記事を幅広く執筆。 好きな仮想通貨はイーサリアム。最近はdAppsにハマっている。 仮想通貨歴: 2017年4月~ 1BTC=13万円の時に初めてビットコインを買うも、0.5BTCしか買わなかったため後に激しく後悔することとなる。