スマートコントラクトである分野は大幅にコスト削減!その技術と分野とは?

スマートコントラクトである分野は大幅にコスト削減!その技術と分野とは?
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イーサリアムという仮想通貨をご存知でしょうか?イーサリアムの仕組みを一度でも調べてみたことがある方なら聞いたことがあるフレーズだとは思いますが、イーサリアムには「スマートコントラクト」という機能が搭載されております。

しかし、度々聞くこのフレーズ、実際にはどんな機能なの?と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はそんな方々のために「スマートコントラクト」についてご紹介させて頂きます。

スマートコントラクトとは?

スマートコントラクトの定義は様々ありますが、少し分解して説明しますと、ここで言う「スマート」とはスマホとして使われている意味と同様に「賢い」という意味です。そして、コントラクトとは、「契約」を意味します。したがって、直訳すると「賢い契約」を意味します。

これは、契約の自動化とも言われております。つまり、「誰かが何かをしてくれたら、その対価としてこちらは何かをする」ということをブロックチェーン上で記載して、例えば対価の報酬を自動的に支払う仕組みを構築することが出来るのです。

これがスマートコントラクトなのです。

スマートコントラクトと通常の書面の契約は、どこが違うのか?

通常の契約を交わす場面では、まず当事者が二人おります。そしてこの当事者二人はお互いにある程度の信頼関係が成り立った状態です。その上で、契約“書”と呼ばれる契約内容を様々盛り込んだ書面にて契約を締結することでお互いを契約の履行に向けて拘束し合います。

そして、何かしてくれたら、対価として0円支払うということが、契約書によってお互いを拘束することによって契約履行が担保されます。

しかし、スマートコントラクトでは、全てブロックチェーン上に契約の執行条件が記載されるので、契約が履行されない限り例えば対価を支払う等の執行条件が履行されることがありません。

したがって、契約当事者間の信頼関係等は不要で、究極を言えば、誰が契約相手でも履行されれば執行条件が発動し、対価等の支払いがなされる仕組みを構築することが出来ます。

また、当然ながら書面等も不要となりますので、ドキュメントを無くして契約条件を担保することが出来なくなってしまう!という事態も起こりえません。

スマートコントラクトの起源はなに?

実はスマートコントラクトという言葉自体は仮想通貨が誕生した2008年以前からある言葉なのです。スマートコントラクトの起源は実は皆さんの身近にある、“自動販売機”なのです。

売買契約(民法555条)では、「売買は、当事者の一方が財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって、その効力が生ずる:と記載されております。

自動販売機では、120円のお金を入れて(代金を支払う)、欲しい飲み物を押すと自動でその飲み物が出てきます(財産的移転)。しかも、それを自動(スマート化)でなされているので自動販売機は無人でも成り立っているのです。

自動販売機では物理的な筐体が必要になりますし、不正をしようと思えば出来てしまうのですが、これをイーサリアム等の仮想通貨で同じ仕組みを実装することによって、ブロックチェーン上で管理することが出来、不正もすることが出来なくなるのです。

スマートコントラクトが実装されている通貨は?

では、次にこのスマートコントラクトが実装されている仮想通貨をご紹介します。

通貨名国内取扱取引所海外取扱取引所
イーサリアム(ETH)bitFlyer、Zaif、QUOINEX等他多数あり
イオス(EOS)なし多数あり
ネオ(NEO)なし多数あり
リスク(Lisk)bitFlyer多数あり
シールド(SHIELD)なしCoinexchange、CryptoBridge

実はイーサリアム以外にも多数のスマートコントラクトが実装されている仮想通貨が存在しております。上記に掲げた通貨はほんの一例であり、これ以外にも様々あります。

bitFlyerでは、イーサリアムとリスクを取り扱っておりますが、その他の取引所ではほとんどがイーサリアムのみで他のスマートコントラクトが実装されている通貨を取り扱っておりません。

したがって、特徴としてスマートコントラクトを掲げている仮想通貨を購入する場合は海外の取引所を利用した方が良いかと思われます。

スマートコントラクトで実現可能な市場は?

では、これらのスマートコントラクトが実装された仮想通貨を実際にどのように利用しようという動きがあるのか、分野別にご紹介いたします。

権利関係分野

権利というのは、誰かが何かを実行することを当事者その他の第三者に主張するために必要なものです。それの典型として登記や著作権があります。

登記は、対外的にもこの土地は自分の土地だと主張するために必要ですし、著作権も対外的にこの音楽は自分の作った音楽だと主張するために必要になります。

そして、それらの権利を管理する機関が必要になっております。登記であれば法務局、著作権であれば、JASRACがその代表的機関や企業です。

これらをスマートコントラクトを利用することで、中央集権的に管理しなくとも良くなり、管理コストを大幅に下げることが出来ます。例えば登記であれば、買主から売主へ代金が支払われたことをトリガーとしてブロックチェーン上の登記の名義を自動で変更するような執行条件を設けておけば登記の手間なくスムーズなやり取りを行うことが出来るようになります。

また、著作権であれば音楽を利用したら著作者に対して一定の利用料を支払うという執行条件をブロックチェーン上に設けていれば、直接著作者に対して報酬が支払われることになり、著作者も潤いますし、JASRACで問題となっている利用料の管理と著作者へ支払われない報酬について一気に解決することが出来ます。

マーケットプレイス分野

有料コンテンツメディアや物の交換、そしてオークションサイト等もこのマーケットプレイス分野に属します。

オークションでは、プラットフォーム事業者がいて、そこに物を売りたい人と買いたい人をマッチングさせて行きますが、その際に場所の利用料として一定の割合で手数料として売上から徴収されてしまいます。

しかし、スマートコントラクトが実装された仮想通貨を利用することで、これらの仲介手数料等を省き、直接売りたい人と買いたい人をつなげることが出来るのです。そうすることで、無駄な仲介手数料を取られずに済む世界を実現することが出来ます。

このように直接ユーザーと提供者の“個人同士”を繋げることが出来るようになるので、今までどこかに属していなければならなかった方々も個人で稼ぐ!ことが出来、仕事の多様化へと繋がって行きます。

本人確認・パスワード管理分野

インターネットであらゆるサービスを利用したり、本人確認が求められる場面も多々有るかと思いますが、これらも全てスマートコントラクトによって置き換えることが出来ます。

本人確認であれば、あらかじめ個人情報をスマートコントラクトに実装しておいて、本当にその人かどうかは秘密鍵によって管理することが出来ます。また、パスワードもいちいち毎回入力する必要もなく、全て統一された秘密鍵一つで管理することが出来るようになり、煩雑になりがちなパスワード管理を一元管理することができるようになります。

これを利用することで、インターネットのあらゆるサービスのログインを統一することが出来、また、ブロックチェーン上で管理するため非常にセキュアな形でハッキングの恐れもなくなります。

まとめ

如何でしたでしょうか。今回はスマートコントラクトについてご紹介させて頂きましたが、意外と知られていないことが多かったのではないでしょうか。

イーサリアムを初めとしたスマートコントラクトが実装された仮想通貨が実用化されるようになれば、先ほどご紹介した世界が実現されるようになり、皆さんの日々の生活をより便利にすることが出来ます。

今回ご紹介した仮想通貨はスマートコントラクトといっても、用途や仕組み、技術が様々なので一つ一つ調査し、仮想通貨ごとに実現しようとしている世界観を見てみては如何でしょうか。

きっと、共感の持てる良いアイディアに巡り会えるのではないでしょうか。

順位 BEST1の画像1位 BEST2の画像2位 BEST1の画像3位
仮想通貨取引所 bitflyer GMOコイン DMMビットコイン
取扱銘柄一覧 ビットコイン(Bitcoin) ビットコイン(BTC) ビットコイン/Bitcoin(BTC)
イーサリアム(ethereum) イーサリアム(ETH) イーサリアム/Ethereum(ETH)
イーサリアムクラシック(ethereum classic) ライトコイン(LTC) ネム/NEM(XEM)
ライトコイン(Litecoin) ビットコインキャッシュ(BCH) リップル/Ripple(XRP)
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash) リップル/Ripple(XRP) イーサクラシック/Ethereum Classic(ETC)
モナーコイン(Monacoin) ライトコイン/Litecoin(LTC)
LISK(LSK) ビットコインキャッシュ/Bitcoin Cash(BTH)
各手数料
取引所手数料 0.01%~0.15%
販売所手数料 スプレッド スプレッド スプレッド
日本円出金手数料 216~756円 無料 無料
ビットコイン
出金手数料
0.0004BTC~ 無料 0.0008BTC~
購入価格
最低取引単価 0.00000001BTC 0.0001BTC 0.001BTC
最小取引価格 1円以下 100円 1000円
使いやすさ(5段階評価)
購入に関して 55段階評価の枠5段階評価の値 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
取引に関して 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
評価に関しての概要

bitflyerはバランス型の取引所として定評があり、取引量の多さが特徴的でもあります。

初心者の人でもバランスよくトレードができる取引所としても評価されています。

サーバーの安定度とスマホアプリの使いやすさも、高評価の要因となっています。

スマホで手軽に取引可能な取引所として、現在注目されている取引所です。

また実際にアプリも使いやすく、それらが高い評価に繋がっていると考えられます。

最大の特徴はアルトコインのレバレッジ取引ができる点です。

このような取引所は世界でもほとんどないため、今後の展開が注目されている取引所です。

対応について
(アプリやWEB対応に
関しての5段階評価)
55段階評価の枠5段階評価の値 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
セキュリティ
(ウォレットやマルチシグ、
会社の信頼などを踏まえた
5段階評価)
55段階評価の枠5段階評価の値 35段階評価の枠5段階評価の値 35段階評価の枠5段階評価の値
取引所 or 販売所 どちらも対応 販売所 販売所
総合評価(5段階評価) 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値 3.55段階評価の枠5段階評価の値
コメント

総合的に敵なしのイメージで、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広いユーザーにおすすめの取引所と言えます。

取引価格、対応、セキュリティ、どれをとっても高評価な取引所です。

スマホアプリが充実し、手軽に取引を行えるのが特徴的であり、魅力的な取引所です。

各種手数料が無料な点も魅力的です。

アルトコインのレバレッジ取引が可能な希少価値のある取引所です。

まだできたばかりの取引所なので、今後にも注目です。

サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト
 
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クリプ
仮想通貨WEBライター。元ネットワークエンジニア。 2018年7月に某IT企業を退職して独立、フリーライターに。 仮想通貨、ブロックチェーン関係の記事を幅広く執筆。 好きな仮想通貨はイーサリアム。最近はdAppsにハマっている。 仮想通貨歴: 2017年4月~ 1BTC=13万円の時に初めてビットコインを買うも、0.5BTCしか買わなかったため後に激しく後悔することとなる。