【仮想通貨】Quantum Resistance Ledger(QRL)の他の量子耐性コインとの違い

【仮想通貨】Quantum Resistance Ledger(QRL)の他の量子耐性コインとの違い
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今回はQuantum Resistance Ledger(QRL)という仮想通貨についてです。

 

Quantum Resistance Ledger(QRL)とは

 

 

Quantum Resistance Ledger(QRL)は、その名の通り将来来る量子コンピューターの発展によって脅かされる暗号通貨のセキュリティー対策、つまり量子耐性を実装することを計画している暗号通貨です。下にその他の簡単な特徴をまとめました。

・通貨の最大発行枚数は6500万枚

・PoW(2018年第三期にPoSへ移行予定)

・XMSSという署名方式を採用

またこれは公式が発表しているQuantum Resistance Ledger(QRL)について説明性している動画です。

⇒Quantum Resistance Ledger(QRL)の公式ページはこちら

⇒Quantum Resistance Ledger(QRL)の日本語版ホワイトペーパーはこちら

⇒Quantum Resistance Ledger(QRL)の公式twitterはこちら

 

なぜQuantum Resistance Ledger(QRL)でなければいけないのか

 

QRLの公式サイトのFAQsには、「そもそもなぜQuantum Resistance Ledger(QRL)でなければならないのか?ビットコインなどの既存の暗号通貨に量子耐性機能を実装するのではだめなのか?」という質問に対する回答が記載されています。

通常のECDSAアドレスから量子耐性アドレスに移行するためには 、一定の期間ブロックチェーンネットワークの活動を止める規模のソフトフォークをしなければならないようです。

また、量子耐性アドレスへの移行のためには、暗号通貨のコードの他の部分も多く変更しなければならない部分が出て来るということで、最初から量子耐性機能を実装する計画のもとに設計された暗号通貨の方に大きなアドバンテージがあるということのようです。

 

Quantum Resistance Ledger(QRL)の他の量子耐性コインとの違い

Quantum Resistance Ledger(QRL)以外にもADAコインやNEO、SHIELDなど量子耐性の実装が計画されている暗号通貨はいくつか存在します。

ただ、これらの暗号通貨全てが同じアプローチで量子コンピューターへの耐性を実装しようとしているわけではありません。使用している署名方式や暗号技術などはそれぞれ違うのです。

Quantum Resistance Ledger(QRL)は、耐量子コンピューター暗号のひとつである格子ベースの公開鍵暗号技術「new hope」を採用しています。

new hopeなどの格子暗号技術については、日本語版ホワイトペーパーの方にも記載があるのですが、なにぶん専門的過ぎて難しいです。

格子暗号技術については以下の記事で分かりやすく説明されているので技術的なことについて詳しく知りたい方はぜひ参照してみてください。

⇒格子暗号の実用化に向けて-NICT NEWS

 

QRLのこれまでの出来事まとめ

 
2018年3月  メインネット始動 

2018年4月  Quantum Resistance Ledger(QRL)トークンのマイグレーションのスタート
ERC20 からQRLトークンへの移行は4月4日から開始されます。マイグレーションの当日の詳細を説明するメディアブログをリリースマイグレーションとは現在使用しているシステムやソフトウエアから別のものに移行することです

2018年4月  ロンドンでブロックチェーンエキスポ開催  
世界的に有名なビジネスイベントブロックチェーンが4月18日から19日、ロンドンのオリンピアで開催された

 

QRLの今後の動き-イベント-

 

2018年6月  CryptoValleyカンファレンス開催予定
QRLは、6月にスイスのツークで開催されるCryptoValleyカンファレンスに4人の代表を送ります

2018年~  モバイル用の初のメッセージアプリケーションの始動  
Post Quantum Resistantコミュニケーションは使いやすくなります

2018年第3四半期頃  PoS:Proof of Stake(プールフオブステーク)への移行
ハードフォークを経てPoSコインになります

プールオブステークとはプールフオブワークス系の仮想通貨のトランザクション処理に膨大な電気代がかかってしまう、資金力の強い者ほど利益を得られるなどの問題を解決できるシステムで、より多くのコインを保有するだけで保有コインが報酬として得ることができます。イーサリアムも最終的にPoSコインに移行する予定になっています

・公式ツイッターでDarpalRating(ムーディーズのような格付けサイト)で2018年3月でのブロックチェーンプロジェクトの順位で200位中39位を取ったことを報告しています

 ・ツイッターの声

 

QRLがまとめられた比較的最近のブログ記事

 

https://bitdays.jp/currency/4025/

 

QRLに対するコメント

 
Quantum Resistance Ledger(QRL)はその名の通り量子コンピュータを使ったハッキング攻撃に耐性をもつ仮想通貨です。

そもそも量子コンピュータのハッキング攻撃とは猛烈な速度の計算により公開鍵から秘密鍵の文字列を割り出してしまうことを言います。ビットコインが誕生してから現在まで仮想通貨のブロックチェーン自体へのハッキングは起きていませんが(ハッキングされまくっているのは取引所やオンラインウォレットのサーバーなどです(笑))

量子コンピュータが稼働するようになればブロックチェーンの堅牢神話は崩れてしまうかもしれません。量子コンピュータが本格的に実用される将来にはQRLなどの耐性銘柄が求められるかもしれません。

ただ、一時この問題で量子耐性銘柄も注目されましたが、現状量子コンピュータは初期段階であるため、量子耐性コインへの大きな需要はまだないようです。

イーサリアムも目指すPoSシステムへの移行も予定されているQuantum Resistance Ledger(QRL)ですから価格が安価な今のうちに仕込んでおくのも一つの手かもしれません。

 

Quantum Resistance Ledger(QRL)が購入できる取引所

 

QRLは、BittrexやCoinexchangeなどの海外の取引所で購入することができます。

ただ海外の取引所は日本円での入金に対応していないので、日本の取引所でBTCやETHを購入してデポジットアドレスに送金し、それらの通貨を使用して取引をする必要があります。

日本の取引所の中ではローラをモデルに起用して知名度のあるDMMビットコインは、各種手数料無料で非常にお得なことと、365日24時間の充実サポート(LINEにも対応)と安心面でもおすすめな取引所です。まだ、取引所を開設していない場合は、DMMビットコインはおすすめです。


 

また、国内の取引所では他にもZaifbitbank(ビットバンク)などがお勧めです。

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クリプ
仮想通貨WEBライター。元ネットワークエンジニア。 2018年7月に某IT企業を退職して独立、フリーライターに。 仮想通貨、ブロックチェーン関係の記事を幅広く執筆。 好きな仮想通貨はイーサリアム。最近はdAppsにハマっている。 仮想通貨歴: 2017年4月~ 1BTC=13万円の時に初めてビットコインを買うも、0.5BTCしか買わなかったため後に激しく後悔することとなる。