コインチェックのNEM不正流出騒動で一番驚いたこと

 

さて、コインチェックの公式ページで盗難されたNEMの分の補償方針が発表されました。

 

関連記事:コインチェックがハッキングされたみたいですが、NEMを買いました

 

僕が今回のコインチェックのNEM不正流出騒動で一番驚いたことは、「CoincheckでNEMを購入している人が滅茶苦茶多かった」ということです。

 

Coincheckは、現状ビットコインのみが取引所形式での売買に対応しており、その他のアルトコインについては販売所形式となっています。

取引所形式というのはコインを売りたい人と買いたい人がお互いに注文した値段で直接取引をするというもので、販売所形式では間に取引所が入ることにより、相場を反映した一定の値段で仮想通貨の売買を行うことができます。

簡単に言うと販売所形式は間に取引所が入るから割高になるということです。

で、国内の取引所で一番お得にNEMが買えるのはZaif(ザイフ)なんですよね。ZaifはNEMを始めとしたいくつかのアルトコインを取引所形式で売買することができるんです。

以下は同時刻帯の二つの取引所のNEM購入価格差です。

 

上はコインチェックで、下はZaifでのレートです。1XEMあたりおよそ9円程度の差がありますね。

 

このように、割高になってしまうはずのCoincheckでNEMを購入している人がたくさんいたということにシンプルに驚いています。

ただ、取引所形式というのは売りたい人と買いたい人の値段が一致しなければ取引成立しないので、それに引き換え決まった値段で購入することができるというのが販売所形式のメリットであるという見方もすることができます。

コインチェックでNEMを買ってた人は割高になるということを知っていなかったわけではなく、みんな決まった値段で購入できるという販売所形式のメリットを利用してお得にトレードするという方法を採用していた人たちなんでしょうか。

販売所形式と取引所形式の区別がついていないユーザーがどれだけいるのかというのは純粋に気になるし、コインチェックでNEMを大量に買ってた人に一番聞いてみたいところですね。

 

とりあえず、いまからNEMを買うならZaifが一番お勧めですよ!!

 

 

[Zaif(ザイフ)のアカウントを作る]

 

 

コインチェックがハッキングされたみたいですが、NEMを買いました

 

さて、2018年1月26日、歴史に残るレベルの事件が起きました。

どうやらコインチェック(Coincheck)の大量のNEMが不正流出したようです。その額はおよそ5.2億NEM(日本円しておよそ580億円?)ほど。

ハッキング被害を受けたコインチェック社は同日深夜に記者会見を開き、事件の経緯を説明したのちに謝罪しました。

 

このハッキング事件は各種大手メディアでも大きく報じられたみたいですね。

コインチェック、不正流出の疑い調査 数百億円規模か-日本経済新聞

コインチェック:580億円以上不正流出 サイバー攻撃か-毎日新聞

仮想通貨取引所コインチェック 不正アクセスで580億円相当流出-NHK NEWS WEB

 

どうやら今回の事件はコインチェックがマルチシグに対応していなかったのがハッキングされてしまった一つの原因だったのではないかと言われているようです。

参考記事:Coincheck Hacked: “The Biggest Theft in the History of the World”-cryptnews

 

関連記事:Multisig(マルチシグ)って何?-ビットコインダンジョン

 

会見によると、被害に遭った投資家への補償や現在のコインチェックの資産状況の公開は未定であるとのことです。

 

思い出すTHE DAO事件

さて、今回のコインチェック事件で思い出すのが「マウントゴックス事件」と「THE DAO事件」ですね。

マウントゴックス事件はちょっと例外なのでまあいいとして、THE DAOの際にはTHE DAOのスマートコントラクトの脆弱性を突かれて日本円にして65億円ほどがハッキングにより盗難被害に遭いました。

関連記事:The DAO 事件から1年 — 熱狂する ICO バブルと、これからの資金調達手法-Medium

THE DAOで約65億円相当が盗まれた時も大きな騒動になりましたが、こうして比べてみると今回のコインチェック事件の被害規模の大きさが目立ちますね。

THE DAO事件の結末はイーサリアムコミュニティーが大きく揉めた末に、イーサリアムとイーサリアムクラシックの二つに分断されたことでひと段落しました。

NEM財団の今のところの発表によると、今回のハッキングはNEMネットワークのセキュリティの脆弱性によるものではないため、ハードフォークなどは行われないようです。

 

NEMの価格は?

コインチェックのハッキング事件が公表されてからNEMの価格は一時的に下落しましたが、さすがに今回はNEM自体の問題ではなかったということを理解している人は多いみたいで、すぐに値段を大きく戻しているみたいです。

 

NEM買った

さて、僕は今回のコインチェック騒動をきっかけに、NEMを購入しました。まあ、そんなに大金ではないですが。

今回のこの投資は、わずかながらもNEMを応援するという意味合いが強いです。(最近Zaif(ザイフ)
のアカウントを開設することができたということも理由の一つですが。)NEMのプロジェクト自体は非常に可能性があるもので今後の発展も楽しみにしています。

 

まあ仮想通貨はまだまだ発展途上だから今回みたいな事件が起こっても特に不思議ではありません。

これからもハッキング含め色々あるでしょう。大きなリターンが望める代わりに仮想通貨は高リスクなんですよね、基本的に。ボラティリティの高さ以外にもサードパーティリスクなど、思わぬところで大損こいてしまう可能性はまだまだあるんです。

コインチェック社も今は色々と大変な状況だと思いますが、どうか今回のハッキング事件を活かして今後より良いサービスを提供していただけたらいいなあと思います。(生意気言ってすみません。)

 

頑張れ!!コインチェック!!頑張れ!!NEM!!

 

 

NEMを購入するならZaif(ザイフ)がお勧めですよー

 

 

[Zaif(ザイフ)のアカウントを作る]

 

 

追記

コインチェックの公式ページにて、今回のハッキング事件の被害者への補償について公表されたみたいです。

約26万人に総額5億2300万XEMを日本円建てで返済するという方針になったようです。

これ、滅茶苦茶すごくないですか?それだけキャッシュを持ってるってことですよね。

ただ注意が必要なのは、

①いつ支払われるのかが未定であるということ

②ずっとNEMをガチホしていた人からすると強制利確となってしまい、税金が発生してしまうということ

辺りですね。

それでも今回のこの発表は不祥事が起きてからの対応も早いですし、現状Coincheck社ができる最善の判断であったと思います。セキュリティー面に難があったとはいえ、Coincheck社もハッキングの被害者でもあります。今後今回の事件からいち早く立ち直れいるようにみんなで今後のCoincheckを応援していきたいですね。

 

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

人間と線虫を区別するのは「ジャンクDNA」かもしれないということ

 

今回は最近読んだ「ジャンクDNA-ヒトゲノムの98%はガラクタなのか?」という本の書評について。

 

本書のテーマは「ジャンクDNA」について。ジャンクDNAとは人間の体内に存在するDNAの内、たんぱく質をコードしていないDNAのことを指す。

ジャンクDNAは全DNAの内なんとおよそ98%を占める。つまり、我々のDNAの内たった2%しかたんぱく質を構築することに使用されていないのだ。

では、ジャンクDNAは何をしているのか?

これまでの数々の研究結果から、ジャンクDNAはたんぱく質をコードするという役割と同じくらい人間の生存にとって重要な役割を果たしているということが分かってきている。

フリードライヒ運動失調症や、筋緊張性ジストロフィーなど、ジャンクDNAの配列にわずかな異変が生じるだけで、人間の身体に致命的なダメージが及ぶという例は多々報告されており、本書で著者が指摘しているようにもはや「ジャンクDNA」という言葉は適切ではないかもしれない。

何より興味深いのは、人間と言う非常に複雑な構造の哺乳類と線虫という単純な昆虫との間で、「たんぱく質をコードする遺伝子の数」に大きな違いがない一方で、「ジャンクDNA」の数は圧倒的に人間の方が多いという事実である。

つまり、人間をここまで複雑な生物たらしめているのはジャンクDNAの働きによるものである可能性が非常に高いのだ。

本書の優れている点は、時折レゴブロックやスパイダーマンなどを例にとり、本来複雑で高度な遺伝学について分かりやすく読者に伝えようとしてくれている点である。

遺伝学に興味のある人はぜひ手に取ってほしい一冊である。