イーサリアム(ETH)の特徴・将来性などをまとめた

イーサリアム(ETH)の特徴・将来性などをまとめた
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今回はイーサリアム(ETH)の特徴や将来性などについてまとめてみました。

イーサリアム(ETH)とは?

イーサリアムは分散型アプリケーション(dApps)やスマートコントラクトを作成できるプラットフォームのことです。イーサリアムネットワーク上で使用される仮想通貨のことをETH(イーサ)と言います。

スマートコントラクト

イーサリアムプラットフォームではスマートコントラクトというシステムを導入しています。スマートコントラクトは契約内容の設定とその執行を自動化する仕組みのことです。

例えば不動産の賃貸契約の際にもこのスマートコントラクトを使用することができます。スマートコントラクトを使用すれば物件の持ち主があらかじめ契約内容を設定しておき、物件を借りたい人がその契約を履行することによって第三者の仲介を必要とせずに物件を借りられるようになるのです。

こうなってしまえばもう不動産会社に高い仲介料や手数料を支払わなくて済みますね。

消費者としては非常に便利でありがたいことですが、スマートコントラクトは今まで契約の仲介をすることで中抜きの利益を得てきた全ての業界にとっては脅威的なシステムなのです。

今後はスマートコントラクトの普及によって今まで革新的といわれていたAirbnbやUberなどのプラットフォーマーも必要なくなる時代が来るかもしれません。

アンクル

イーサリアムのマイナー達は、ほぼ同時にブロックの承認をしてしまうことがあります。この際、イーサリアムネットワークがどちらの承認の方が適正なものだったのかを判断するまでにタイムラグがあるので、一時的にブロックが分岐してしまいます。

この際、イーサリアムネットワークから不適正と判断されたブロックの方をアンクルと呼びます。

イーサリアムではマイニングをより公正にするために、このアンクルでのマイニングにも少額の報酬が支払われる仕組みになっています。

ちなみにビットコインにも同様の仕組みがあり、ビットコインの場合は承認されなかったブロックを「オーファン」と呼びます。

イーサリアム(ETH)のアップデート

イーサリアムは、4回にわたってハードフォークによるアップロードが行われることが確定しています。4回のアップロードはそれぞれ、フロンティア、ホームステッド、メトロポリス、セレニティという名前が付けられています。

第1アップデート:フロンティア

フロンティアは2015年7月にアップデートが行われました。フロンティアではイーサリアムの基礎的な機能が実験的に導入され、これらの機能実装の結果をもとにして開発者たちによるイーサリアムのバグや問題などを修正していき、その後のアップデートにつなげていきました。

第2アップデート:ホームステッド

ホームステッドは2016年3月にアップデートされました。ホームステッドはフロンティアの時よりも広く一般的な使用が可能になるように実装され、ホームステッド以降多くの人がETHをイーサリアムプラットフォーム内で使用することになりました。

第3アップデート:メトロポリス

メトロポリスのアップデートはとにかく複雑なため、2つのステップを経て実施されます。

2017年10月に実施された1ステップ目のコードネームが「ビザンチウム」。ビザンチウムはイーサリアムの匿名性を高めると同時に、マイニングの方法をPoW(Proof of Work)からPoS(Proof of Stake)に変更する準備をするためのアップデートです。

PoSとはイーサリアムを多く持つ人に報酬が割り当てられる方式で、マイナーたちが計算量で競い合わなければならないPowに比べて電力消費を削減でき、マイナーが一つのマイニングプールに集まるようなことを防ぐことができます。

また、ビザンチウムではマイニング報酬に関する調整が入りました。

以前まではアンクルブロックが生じてしまった際に、アンクルブロックから派生したブロックをマイニングした人に支払われる報酬を合計すると、ネットワークに承認された正規のブロックをマイニングした人に支払われる報酬よりも5ETHほど高くなってしまっていたのです。

ビザンチウムでは、このマイニング報酬が適正になるようアップデートされました。

2つ目のステップのコードネームが「コンスタンティノープル」。コンスタンティノープルのハードフォークは2018年に予定されており、一説ではPoSとビザンチン・フォールト・トランスレスとのハイブリッドである「Casper」というものが実装される予定らしいです。

ビザンチン・フォールト・トランスレスとはビザンチン将軍問題(P2P間のやり取りにおいて、個々のノードが故障したり偽の情報を発信した際に全体として正しい合意が形成されるのかという問題)を解決する性質を持っているシステムのことです。

第4アップデート:セレニティ

セレニティはアップデートの最終段階で、セキュリティ面をより一層強固なものにするとともに、PowからPoSへの移行を完了させる予定です。セレニティのアップデートがいつ行われるかは未発表です。

ライデンネットワーク

ライデンとは、オフチェーンネットワークを利用してイーサリアムを拡張するオープンソースプロジェクトです。

ライデンの実装が完成すると、マイクロペイメントやトークンの交換をローコストかつスピーディーに行うことができるようになります。

ライデンの処理速度は100万回/秒と言われており、これは処理速度が速いことで有名なリップルの1000倍以上の速さになります。

ライデンの開発者たちは、このの処理スピードについて「テキストメッセージを送るほどの速さ」と表現しています。

ライデンネットワークの実装は未だに完成していませんが、ライデンネットワークプロジェクトの1つであるマイクロライデンは2017年の11月30日にイーサリアムに実装されたようです。

マイクロライデン=ライデンではなく、マイクロライデンはあくまでもライデンの機能の基礎的な部分を持ったプロトタイプのようなものです。マイクロライデンでのオフチェーントランザクションには仲介者がいないので一切費用が掛からないとのことです。

マイクロライデンの技術的なことや詳しい詳細を知りたい方は墨汁うまいさんが以下の記事で非常に分かりやすくまとめてくださっています。

⇒マイクロライデンとは?[イーサリアムプロジェクト]-ETHERIUM JAPAN

イーサリアム(ETH)の開発者 Vitalik Buterin(ヴィタリク・ブテリン)

イーサリアムを開発したのは Vitalik Buterin(ヴィタリク・ブテリン)という人です。ブテリンは過去に米ブルームバーグが選ぶ2017年世界で最も影響力があった50人に選ばれています。そんなブテリンは現在なんと23歳。イーサリアムを開発したのは19歳の時であるというから驚きですね。

ブテリンは現在イーサリアムの開発をしながらもイーサリアムの啓蒙活動のために世界中を回っています。日本にも何度か来ているみたいですね。

イーサリアムを開発した若き天才ブテリンの動きには今後も目が離せませんね。ブテリンについてもっと知りたい方は、WIREDの以下のインタビュー記事がお勧めです。

⇒イーサリアムを生んだ23歳の天才が語る、ブロックチェーンのこれからと「分散の力」ーWIRED

イーサリアムの先物取引

海外の一部報道によると、アメリカの伝統的な取引所であるシカゴオプション取引所(CBOE)のクリス・コンキャノン氏が、市場が成熟していけば将来的にイーサリアム(ETH)やビットコインキャッシュ(BCH)の先物の上場も視野に入れているという趣旨の発言をしたということです。

CBOEは12月10日にビットコインの先物取引の取り扱いを開始する予定なので、イーサリアムやビットコインキャッシュと言ったメジャーなアルトコインについても先物取引を考えているというのは特段おかしなことではないでしょう。

イーサリアムの先物が上場することになったら、機関投資家の参加によってイーサリアム市場が拡大するとともに空売りを仕掛けてくる投資家が出てくることによって今よりもさらに値動きの激しい市場になることが予想されます。

仮想通貨の先物取引については以下の記事を参照してください。

⇒ビットコイン先物の上場により、仮想通貨市場は拡大する

イーサリアムのこれまでの出来事

2018年1月 イーサリアムのハードフォーク

各ETHホルダーは1:1の比率でETZ(EtherZeroイーサリアムゼロ)を受け取りました

2018年2月 アジア太平洋地域のミートアップ

イベントは、Ethereumベースの技術トレーニング、ユースケースディスカッション、アジア太平洋エテリアムコミュニティの開発ディスカッションなどが行われました。

2018年3月 イーサリアムコミュニティ基金会議開催

エテリアムコミュニティ基金による東京初のプログラムの発表Golem Project、Cosmos、OmiseGoがステージに上がります

今後の動き-イベント-

2018年7月 Distributed: 2018開催

Distributed2018は、7月19〜20日にサンフランシスコで行われる予定です

2018年9月 ETHグローバルHackathon

Hackathon、ベルリンでのワークショップと講演が予定されています

2018年10月 Debonkon4

デボンコンの目的 – イーサリアムの開発者、デザイナー、エコシステムビルダーの世界的なコミュニティに接続し、学び、共有するためのもの

公式Twitterで最近アップデートされた「キャスパー」について説明しています

ツイッターの声

まとめられた比較的最近のブログ記事

仮想通貨イーサリアム(ETH)とは?仕組み・将来性・チャートを東大生が解説!

・イーサリアム(ETH)の将来性

イーサリアム(ETH) はアルトコインの代表格として存在しています。通貨の可能性、知名度、も大いにあるのも評価できますが、何より評価できるのが「実需がある」ということです。

2017年にはICOバブルがありましたがこのとき多くのICOコインがイーサリアムのプラットフォームを使ったERC20トークンと呼ばれるものだったため、ICOトークンの購入のため、イーサリアムをフィアットや他の仮想通貨で買う動きによりイーサリアムの価格が上昇しました。

イーサリアムは開発段階でありながら実際に活用されているのです。ただ、まだまだ改善すべき点は多く、ERC20トークンのバグなども最近注目を集めました。

「イーサリアムはいつかビットコインを抜く」とも言われるほどポテンシャルが高い通貨ですのでこれからも期待していきたいと思います。

ETHが購入できるお勧めの取引所は?

取引所の比較をしていました。

順位 BEST1の画像1位 BEST2の画像2位 BEST1の画像3位
仮想通貨取引所 bitflyer GMOコイン DMMビットコイン
取扱銘柄一覧 ビットコイン(Bitcoin) ビットコイン(BTC) ビットコイン/Bitcoin(BTC)
イーサリアム(ethereum) イーサリアム(ETH) イーサリアム/Ethereum(ETH)
イーサリアムクラシック(ethereum classic) ライトコイン(LTC) ネム/NEM(XEM)
ライトコイン(Litecoin) ビットコインキャッシュ(BCH) リップル/Ripple(XRP)
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash) リップル/Ripple(XRP) イーサクラシック/Ethereum Classic(ETC)
モナーコイン(Monacoin) ライトコイン/Litecoin(LTC)
LISK(LSK) ビットコインキャッシュ/Bitcoin Cash(BTH)
各手数料
取引所手数料 0.01%~0.15%
販売所手数料 スプレッド スプレッド スプレッド
日本円出金手数料 216~756円 無料 無料
ビットコイン
出金手数料
0.0004BTC~ 無料 0.0008BTC~
購入価格
最低取引単価 0.00000001BTC 0.0001BTC 0.001BTC
最小取引価格 1円以下 100円 1000円
使いやすさ(5段階評価)
購入に関して 55段階評価の枠5段階評価の値 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
取引に関して 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
評価に関しての概要

bitflyerはバランス型の取引所として定評があり、取引量の多さが特徴的でもあります。

初心者の人でもバランスよくトレードができる取引所としても評価されています。

サーバーの安定度とスマホアプリの使いやすさも、高評価の要因となっています。

スマホで手軽に取引可能な取引所として、現在注目されている取引所です。

また実際にアプリも使いやすく、それらが高い評価に繋がっていると考えられます。

最大の特徴はアルトコインのレバレッジ取引ができる点です。

このような取引所は世界でもほとんどないため、今後の展開が注目されている取引所です。

対応について
(アプリやWEB対応に
関しての5段階評価)
55段階評価の枠5段階評価の値 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値
セキュリティ
(ウォレットやマルチシグ、
会社の信頼などを踏まえた
5段階評価)
55段階評価の枠5段階評価の値 35段階評価の枠5段階評価の値 35段階評価の枠5段階評価の値
取引所 or 販売所 どちらも対応 販売所 販売所
総合評価(5段階評価) 55段階評価の枠5段階評価の値 45段階評価の枠5段階評価の値 3.55段階評価の枠5段階評価の値
コメント

総合的に敵なしのイメージで、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広いユーザーにおすすめの取引所と言えます。

取引価格、対応、セキュリティ、どれをとっても高評価な取引所です。

スマホアプリが充実し、手軽に取引を行えるのが特徴的であり、魅力的な取引所です。

各種手数料が無料な点も魅力的です。

アルトコインのレバレッジ取引が可能な希少価値のある取引所です。

まだできたばかりの取引所なので、今後にも注目です。

サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト
 
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クリプ
仮想通貨WEBライター。元ネットワークエンジニア。 2018年7月に某IT企業を退職して独立、フリーライターに。 仮想通貨、ブロックチェーン関係の記事を幅広く執筆。 好きな仮想通貨はイーサリアム。最近はdAppsにハマっている。 仮想通貨歴: 2017年4月~ 1BTC=13万円の時に初めてビットコインを買うも、0.5BTCしか買わなかったため後に激しく後悔することとなる。